多くの段ボール生産設備では、段ボールの品質と生産性はオペレータに大きく依存します。昨今、受注期間はますます短かくなる傾向にありますが、このような状況ではオペレータが段ボールの品質を一定に保ち、段ボール生産設備の高い生産性を確保することは困難となってきています。このような状況を打開できる方法は、唯一、段ボール製造プロセスの自動化にあります。
エアハルト ライマーでは、ELCORRUMATICをもって段ボール製造プロセスの自動化を少しずつ進めるためのシステムをお届けします。モジュラー式構造によって、この自動化化ネットワークをそれぞれの段ボール生産における特殊な要求に対応させることができるようになります。製品ポートフォリオには、ウェットエンドおよびドライエンドの自動同期化 (製品グループ CSM) および全ての品質関連の自動制御 (製品グループ CCM) のためのシステムが含まれています。ベースバージョンからハイエンドバージョンへの機能拡張は常時、段階的に行なえます。いずれのシステムも独立運転、および相互の組み合わせの両方が可能です。両システムはハードウェアレベルでそれぞれのオプション製品バージョンと一緒に作動します。
これらのシステムに加えて、エアハルト ライマーでは平面度を管理および監視するレーザーベース式測定システム「WARPMETER」を開発しました。全ての機械設定は、指定データに自動適合されます。